ひざ痛の予防
2015/04/21
―― 爽快通信2010年 6月号より、「ひざ痛の予防」の記事をご紹介します。 ――
ひざ痛の原因は、一般的には 「老化、または体重を支えきれなくて、ひざの軟骨がスリ減ってしまうから」 等と云われていますが、実は一番多いのは、ひざ関節のズレです。
関節のズレを元に戻すことによって、ひざ痛が改善されるケースは非常に多いのです。
(長年のズレから軟骨と骨が削れて変形してしまった場合はこの限りではありません。)
それでは、何故、関節がズレてしまうのか?
実は、ひざ痛は男性よりも女性のほうが圧倒的に多いのですが、その原因は
女性特有の座り方にあります。それは横座りです。(写真)
横座りをすると、ヒザから下が外側に捻じれ、内側部分が前方へズレてしまうのです。
関節の柔らかい20才代位までは、横座りをしても関節のズレは元に戻り易いのですが、30才代位からは、ズレたままになって、ひざ痛をおこします。
(整形外科では変形性膝関節症と診断されることが多い。)
【前方へのズレ】
【外側へのズレ】
そして横座りは、骨盤がゆがむ原因にもなり、また、股関節のゆがみも誘発します。
そうなると、慢性的な腰痛、生理痛、O脚などの様々な症状を引き起こします。
ひざ痛予防で、一番重要で大切なことは、横座りをしない事です。
そして朝の寝起きの時に、無意識に横座りの状態から起き上がってズレる事も多いため、まず目が醒めたらうつ伏せになって、お座り(正座)するように起き上がる習慣を、是非、身につけていただきたいと思います。
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