膝関節の歪み(ズレ)の確認方法
2015/04/21
膝の関節が歪んでいるかどうかは、見た目ではなかなか判断がつきません。
仰向けの状態で両足を見て、片方が外側に倒れているから
下腿が外旋して歪んでいると思われそうですが、
生まれつき、股関節が外旋している場合もあるので、
必ずしもその限りではありません。
それではどのように確認するのかというと、それは膝の裏側を触って(触診)確認します。
膝関節の裏側にある深層筋(インナーマッスル)の 膝窩筋(しっかきん) という筋肉です。
膝窩筋(右膝裏)
この筋肉は膝関節の屈曲と内旋をするための筋肉で、下腿が外旋して歪むと、
膝窩筋が引っ張られて緊張し、こぶや しこりみたいになって
触るとグリグリして、とても痛く感じます。
膝の関節が正しい位置に戻ると、こぶのようなグリグリは消えて無くなります。
触診の方法
① 患者さんに仰向けに寝てもらい、患側の脚の膝を曲げて、足の裏を床またはベッドにつけます。
膝関節の角度は約110°~120°位にします。
② 術者は患者さんの頭方に向かって足側に位置します。
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