やまぼうしと菜の花
2015/05/25
そのこどもを株上げして育てて地植えしたものが数年で大きくなりました。
ゴールデンウィークのお休みのお知らせ
2015/05/25
ゴールデンウィーク中の5月5日(火)、5月6日(水)は通常どおり開院します。
4月29日(水)、5月3日(日)、5月4日(月)は休院とさせていただきます。
ご予約はお電話にて承ります。
TEL:0287-23-1203
痛みの原因-骨膜の歪み
2015/06/16
骨膜とは
骨膜は骨を包む2重の強い結合組織性の重要な膜で、線維層と骨形成層から構成されています。
骨膜の機能
シャーピー線維(Sharpey)という膠原線維束を侵入させて骨と結合する一方、骨に付着する腱や靭帯の線維は骨膜に放散して一部は骨に侵入することにより骨膜は筋と骨の結合の媒介をしています。
そしてこの骨膜は血管と知覚神経に富み、胎生期から成年期に至る骨の成長期には骨形成層にある骨原生細胞が骨芽細胞に分化し、骨の表面に骨質を新生して骨の太さの成長を営んでいます。骨の成長が止むと多数の細血管を骨質の中に送り込んで、その栄養を助けます。
しかし成人してからでも、骨折や手術で骨が損傷を受けたときは、骨膜は再び造骨機能を取り戻し、骨の新生・修復を行います。
骨膜の歪みの原因と痛み
慢性的な筋肉疲労による筋肉のこりや緊張、骨格の歪み、急激な衝撃、可動域の限界を越えた関節への負担、筋膜の歪み等が原因で筋肉と骨をつないでいる腱や骨と骨をつないでいる靭帯が骨膜を外側へ牽引して歪ませます。
この状態(図B)になると安静にしていても痛みを感じることがありますが
身体の関節を動かすとかなりの痛みを感じます。
そしてこの状態がより悪化しますと、図Cのように骨自体も変形して歪んで来ます。
骨膜の歪みの矯正
当院では骨膜の歪みを「筋(すじ)入れ」という技法により、矯正し、正します。正常な場合には施術しても無痛ですが、歪みのある場合には、かなりの痛みを感じます。しかし骨格矯正をしても、筋肉をゆるめても、筋膜矯正をしても取れない痛みには、効果を十分に発揮する特殊な技法です。
施術後は患部を温めないようにして下さい。また熱っぽくうずく時は、氷などで冷やすようにして下さい。
施術後数日間は施術した患部に打撲したような痛みが残る場合がありますが、改善していく経過の反応ですので、心配は無用です。
痛みの原因-筋膜の歪み
2015/04/21
-筋膜とは-
筋膜は、筋肉、臓器を覆う線維体で、筋膜自体は二重構造で出来ています。
浅い部分(皮下)の筋膜は「浅筋膜」、
深い部分(筋肉を直接覆っている部分)は「深筋膜」または「筋筋膜」と呼ばれています。
筋膜は全身を蜘蛛の巣のように張り巡り、
骨、臓器、筋肉、神経、血管と結びつき身体を内側から支えている重要な組織です。
-筋膜の機能-
筋膜はたんぱく質線維であるコラーゲン線維と弾性線維がメッシュ状に配置されて出来ています。
コラーゲン線維は柔軟で丈夫ですが、伸縮性はあまり無く、
一方弾性線維は伸縮性に富み筋肉の収縮に合わせて伸縮します。
コラーゲン線維は弾性線維に引っ張られる形で引き伸ばされ、
限界まで伸びた時に過剰伸縮を抑制します。
-筋膜の歪みの原因と痛み-
筋膜が捻れ縮む事を筋膜の歪みまたは拘縮といいます。
筋膜の歪み(拘縮)は、急激な衝撃、打撲、高熱、慢性的な筋肉疲労、ストレス、姿勢の歪み、怪我や手術など様々な原因から起こり、コラーゲン線維が癒着し、弾性線維の伸縮性を奪ってしまいます。
その結果筋膜の制限を受けて筋肉自体の伸縮性も低下し、
筋緊張が高まり筋膜を歪ませ発痛が起こって来ます。
-筋膜の歪みの矯正-
当院では筋膜の歪みを「筋(すじ)引き」という技法により、矯正し、正します。
正常な場合には施術しても無痛ですが、歪みのある場合には相当痛みを感じます。
しかし骨格矯正をしても筋肉をゆるめても取れない痛みには、効果を十分に発揮する特殊な技法です。
腰痛の原因Ⅱ
2015/10/24
前回は骨盤の歪みについて説明しました。
今回は筋肉などの軟部組織が腰痛の原因になるという事をお話したいと思います。
医学的には、腰痛の多くは原因不明と云われています。
しかし腰痛の方の身体を触診してみますと、腰部や臀部あるいは腹部の筋肉などに異常がみられます。
どのような異常かといいますと、筋肉が硬く縮んでシコリのようになっていたり、張っていたりします。
普通、正常な状態なら、その部分を押圧しても、無痛か気持ち良かったりするのですが、押圧するとかなりの痛みを感じます。
そして、その部分をほぐしたり、緩めることにより、正常な状態に戻りますと、腰痛が改善されていくことが多いのです。
では何故、筋肉が張ってしまったり、しこりみたいになって硬縮してしまうのかということですが、いろいろな原因が考えられます。
腰に負担のかかる動作が多かったり、腰に負担のかかる姿勢を長時間続けていたりですとか、長期間に渡って精神的にストレスがかかることによって筋肉の緊張状態が続いて硬縮してしまうこともあります。
筋肉が硬縮すると、その部分の血行が悪くなり、疲労物質や発痛物質が発生して滞り、また神経を圧迫して痛みを生じさせます。
筋肉が硬縮することにより、腰痛の原因となる筋肉の多くは、深層筋でいわゆるインナーマッスルといわれているものです。
以下にご紹介するのは、それらの筋肉と靭帯の主なものです。
以上述べた筋肉の硬縮以外の軟部組織の問題としては、筋膜の歪みや骨膜の歪みも痛みの原因としてあげられます。
- PREV
- 腰痛の原因
- NEXT
- 痛みの原因-筋膜の歪み